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2025年1月

総長っていったい何をしているのか、疑問に思っている皆さんも大勢いるかと思います。ここでは、私が日々取り組んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由闊達に紹介していこうと思っています。

 

 

1月30日

あっという間に月末になってきてしまいました。今週は打ち合わせが多く、あまり書く内容がないのですが、昨日は岐阜大学へ、本日は京都大学へ行ってきました。中身については、残念ながら内緒です。

岐阜も京都もどちらも盆地だからでしょうか、寒いのは一緒でした。雪が心配されたのですが、岐阜は幸いチラつく程度、京都も同様でした。雪がチラつくけど積もらないのは、この季節の京都らしい天候だったといえます。春節ということで観光客が多いかとも思ったのですが、京都大学のあたりはそれほどでもなかったです。やはり京都観光は冬に限りますね。

大学へは地下鉄で今出川まで出てそこからバスに乗って百万遍までという経路で行きました。今出川通沿いには御所の向かいに同志社大学があるのですが、その一角に冷泉家住宅があります。今では貴重な公家屋敷ですが、以前一度だけご招待され伺ったことがあります。朝廷から賜った梅と橘の木がうわっていたりして、さすがの伝統です。

 

1月27日

本日午後には、第13回「全国网赌正规平台石田賞」の授賞式がありました。

石田賞はこれまでもご紹介してきたように、石田財団からのご寄附の意志に基づき、人文?社会科学及び自然科学の分野で、将来の発展が期待できる優れた研究能力を有する若手研究者を顕彰し、その研究意欲を高め、研究の発展を支援することを目的とし、平成24年度から顕彰制度として創設されたものです。

将来の発展が期待できる優れた若手研究者として、今回は全国网赌正规平台高等研究院?人文学研究科の樋口諒特任助教、自然科学研究機構分子科学研究所の山西絢介特任助教のお二人が選ばれました。

樋口さんは、元々建築を学ばれて現在はビザンチン帝国の聖堂建築について現地調査を行い、その画像データに基づいた建築物の三次元モデルアーカイブを構築する研究を進められています。さらに企業の方とともに、バーチャル空間の中に3次元データを展開、VRで聖堂の中を歩く体験ができるツールまで開発され評判になっています。

山西さんは、光誘起力顕微鏡がこれまで抱えていた問題を解決する新たな手法を開発されました。光誘起力顕微鏡とは、原子間力顕微鏡の短針と試料の間にレーザー光を当てることで、試料表面の光学特性をナノスケールの分解能で観測できるという装置です。光照射による熱の影響を除去する独自の工夫を凝らしたことで、これまでにない画像を撮ることができたとのことです。

授賞式の後の懇談会でお二人に将来についてお尋ねしたところ、樋口さんはまずは研究成果を本にまとめたいとのことでした。山西さんは、とにかく自分が面白いと思うことに挑戦したいということで、例えば最近開発した新しい顕微鏡も、製品化は退職間近の今のボスにお任せしたい、と述べていたのは今どき新鮮でした。

お二人とも、今後の活躍、大いに期待しています。

 

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1月26日

本日は日曜日ですが、午後に、本学のデジタル人文社会科学研究推進センターのキックオフシンポジウム「大プリニウスとポンペイ」が行われ、挨拶かたがた出席してきました。

デジタル人文社会科学研究推進センターは、本学の人文社会系(文系)研究を振興する目的で昨年4月に発足しています。このセンターでは、デジタルデータを活用し、AIやデータサイエンスなどを駆使したデータ駆動型の研究を進めることにより、領域横断的な新分野の創出を目指しています。

本日は一般の方にも多くきていただき、坂田平田ホールでの開催でした。テーマにある大プリニウスは古代ローマにおいて百科全書「博物誌」を著し、西暦79年のヴェスヴィオ火山の噴火によって命を落としている人です。彼について書かれたマンガ『プリニウス』が最近評判となっていますが、今回はマンガの共著者であるとり?みきさん、また、その火山の噴火で壊滅的被害を受けたポンペイやその周辺の都市を発掘された青柳正規さんのお二人にご講演をいただきました。

講演に先立って、デジタル人文社会科学研究推進センターの若手研究者お二人、川本悠紀子准教授と岩田直也准教授の講演があったのですが、どちらも素晴らしい内容でした。川本さんは、噴火によって炭化したパピルスの解読について、岩田さんはChatGPTを利用した古代のテクストの活用について話されました。これまで炭化したパピルスが張り付いていて、読むことができなかった文字をCTスキャンとAIを使って2000文字も読むことができた、という川本さんの講演はAIの新たな可能性を感じさせるものでした。岩田さんは、ギリシャやローマのテクストをChatGPTに学ばせて、古代の哲学者や歴史家の思想を日本語で簡単に検索できるヒューマニテクストというシステム開発に成功しています。その応用編として、今回は大プリニウスに直接尋ねる、というデモをされ、たとえば音声で、「どのようにしてあなたは亡くなったのですか」と問うと、男性の声で「小プリニウスが残した記録によると…」と相当詳しく文献に基づいた死の状況の説明がされたのにはびっくりさせられました。青柳先生も後でおっしゃっていましたが、文献を調べることに数十年を費やし、その成果を定年間際、または定年後にようやく発表して大きな評価を得る、という人文学の研究スタイルはこれから大きく変わっていくことが予感されました。

みなさんの講演内容、またパネルディスカッションの様子は後日オンラインで配信されるとのことですので、是非ご覧になってください。すごく刺激的なシンポジウムでした。

 

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1月24日

本日は、昼から愛知学長懇話会が名古屋城近くのKKRホテル名古屋にて行われました。

愛知県のほぼ全大学が参加しているこの懇話会ですが、6月と1月の年2回行われるのが恒例となっています。6月はオンラインですが、1月は対面、愛知県知事と名古屋市長のお二人が出席することになっています。

今回、初めて広沢一郎新市長にお会いできました。とてもソフトな方という印象です。河村市長だった前回は、大村県知事との間に挟まれてなかなか大変でしたが、今回は随分とリラックスできました。例えば、2月4日から開かれるTechGALA Japanについての質問があったのですが、大村知事から全体の説明があり、その中で愛知県と名古屋市が費用を半々出しあって、というようなくだりがありました。それを受けて広沢市長が追加の説明をする、というなかなかの連携プレーもあってよかったです。

なお今回の懇談のテーマは、「留学生との共修を実現する街づくりについて」で、10大学から報告がありました。

 

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1月23日

本日は、夕方から日本経済新聞社主催の新春経済講演会に出席してきました。場所は名古屋駅近く、ささしまライブにあるホテルです。

講演者は日本経済新聞社本社コメンテーター秋田浩之氏、外交や安全保障の専門家です。トランプ政権の復活と国際情勢の行方、というタイトルで刺激的な内容でした。新春なのに暗い内容で申し訳ない、というようなことを秋田さん自身がおっしゃっていましたが、国際情勢いよいよ大変なことになりそうです。日経の本社から常務取締役も来られていて、地元の産業界の方々も多数出席され盛会でした。なお終了後の懇親会では乾杯の挨拶を担当しました。昨年は株価の上昇局面だったので、懇親会でも景気の良い話しが多かったのですが、今回はぼちぼちでした。ちなみに日経、電子版の有料購読者数が100万人を突破したそうです。

 

 

1月22日

本日は、大学で東海機構理事会にオンライン出席し、その後少し打ち合わせをしてから、東京に出かけました。

最初の目的地は学術総合センターになります。こちら、一橋大学千代田キャンパスの一部で、ここをお借りして国立大学協会総会が行われました。いつもだと斜め向かいにある学士会館で行われる国大協総会なのですが、この1月から建て替えのために学士会館が5年間の休館となったための場所の変更です。ちなみに学士会館、文化財ということで曳家をして場所をずらし、今の建物が残されるようです。

国大協総会では、会に先立って文科省からの最近の話題についての説明と意見交換会が1時間ほどあり、休憩を挟んで総会の議事が進められました。ただ、今回は他の用務のため私は前半だけで失礼しました。意見交換会では少子化についての議論があったのですが、国立大学の学部学生定員、文科省としてどのように考えているのか知りたいところです。

続いて学術総合センターの一室を借りてオンライン会議に短く参加したあと、虎ノ門にある文科省へ移動しました。学術審議会の下にある人材委員会への出席のためです。こちら、今期最後ということで議論のまとめと次の論点整理を行いました。若手研究者の支援、研究者の流動性といったところが議論の焦点でした。

この時点ですでに18時を回っていたのですが、最後に、麻布にあるヨーロッパハウスで行われたEUのサイエンス?テクノロジー?イノベーション新年レセプションに行ってきました。パケEU大使はもちろん、日本側からはあべ俊子文部科学大臣、城内実経済安全保障担当大臣?内閣府特命担当大臣、さらに英利アルフィヤ外務大臣政務官の3人の政治家が参加、ご挨拶されていました。全員海外経験が豊富で英語が達者なのにはびっくりさせられました。城内大臣は外交官としてドイツ滞在も長かったということで日本語?英語?ドイツ語を交えてのご挨拶、英利アルフィヤさんは英語もとても達者だったのですが、後で伺うとトルコ語やウズベク語など7ヶ国語を操るとのこと、すごい方です。

レセプションでは旧知の方々にも何人もお会いでき、新たなネットワーキングもできたので、充実したひと時であったかと思います。

21時過ぎの新幹線に品川から乗って、家に帰ったら23時を回っていました。長い1日でした。

 

 

1月16日

本日は、とある企業の年賀会にお昼の時間お邪魔してきました。大変盛大な会だったのですが、久々にお会いする企業の方々もあり、名刺の売れ行きもよかったです。

その後は、オンラインでマイナビのインタビューを受けました。私の学生時代、どのような生活を送ったのか、夢はなんだったのか、特に熱中?没頭したことは何かというような内容について、1時間半、ついノリノリになってしまって独演会をしてしまいました。こちら、4月に日経の新聞広告とマイナビWEBサイトに出るようです。

 

1月14日

本日は、午前中に「新春?高等研究院若手大交流会」に出席してきました。

全国网赌正规平台の誇る若手研究者、具体的には創発、T-GEx、YLC、Bメニューの四つの若手支援事業のいずれかに採用されている方々にお集まりいただき、研究紹介とテーマに沿ったグループディスカッションを行う、という初の試みです。これまでオンラインで行ってきた創発ランチなどを対面で、より規模を拡大して、というものになります。

40人以上の若手研究者が参加した賑やかな会には、創発事業、科研費事業などを担当している文部科学省研究振興局学術研究推進課から松本昌三企画室長と加藤久乃専門官にもお越しいただきました。

会ではまず、全ての若手研究者がスライド1枚を用いて、自分の研究内容を30秒で紹介するフラッシュトークがあり、若干目が回りましたが多彩な研究内容、楽しまさせていただきました。

その後は、6つのグループに分かれてのディスカッション、テーマは、「創発?若?研究者が先導する?本の科学?復活」でした。私はグループAに参加させていただいたのですが、議論百出で大変面白い時間を過ごさせていただきました。

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そこでは、共同研究を支援して拡大することが重要、プロジェクト型研究を大学が統括していくことが必要、一方で文系は個人研究でプロジェクトに参加しても先がない、などの意見が出ていました。プロジェクト型の研究では参加できないと辛い、という切実なご意見もあり、また現在の創発事業では創発の場という研究者の集まりが用意されているが人数が多すぎて実際の共同研究に結びつけづらいなどは、文科省への要望です。

我々シニアは若手支援をとにかく考えるのですが、今回若手から、シニアにぜひ若手を導いてもらいたい、若手にばかりお金がいっているがシニアにも配分して若手を育ててほしい、というような意見が出されていたのは新鮮でした。またT-GExの関係で企業の方も参加されていたのですが、他の部署と話していても文化が違って分かり合えないことが多いのでその時は経験のある研究者が共同研究の呼び水となるアドバイスをする、というような話しは参考になりました。

 

 

1月11日

本日は、土曜日ですがいくつか会合?イベントがありました。特に昼からは日本フンボルト協会中部支部主催の講演会で「光の宇宙と暗黒の宇宙」というタイトルで、1時間半ほど講演をしてきました。

日本フンボルト協会は、ドイツ連邦共和国のアレクサンダー?フォン?フンボルト財団が提供する奨学生に選ばれてドイツで研究生活を送った方々「フンボルティアーナ」の集まりです。この奨学生に選ばれると、現地ドイツ語学校に通う費用を持ってもらえ、またドイツ国内の旅行にもいけるなど、単なる博士研究員とは違った文化体験ができ、ドイツファンを作り出すという素晴らしい仕組みの奨学制度です。古くから行われており、私の亡き父も1959-61年にこの奨学生としてエルランゲン大学に留学、その期間中に私が生まれています。私自身も選ばれた経験があり、短い期間でしたが2001年にミュンヘン近郊のガーヒングというところにあるマックスプランク天体物理学研究所に奨学生として滞在させてもらいました。

親子二代でのご縁ということで、講演会、喜んで引き受けさせていただきました。今回の講演会ですが、名大の旧知の先生方の他に、90歳近い大先輩や岐阜大学の先生方にもご参加いただき、現地では10名程度が参加、オンラインでは全国から多数の方に視聴いただきました。ご準備された先生方、どうもありがとうございます。

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1月10日

今朝は、本年度初の積雪が名古屋で見られました。とても寒いです。

本日は週明け月曜日が祝日のため、定例の運営会議を前倒しで午前中に行いました。その後はいつものように打ち合わせが詰め込まれていましたが、夕方16時からは全学同窓会講演会に参加してきました。

この講演会は毎年行われているもので、学士会との共催になっています。今回の講演者はブラザー工業株式会社の佐々木一郎取締役副会長です。講演のタイトルは「全国网赌正规平台での学びが、こんなに役立った」でした。佐々木副会長は、全国网赌正规平台工学部?大学院工学研究科のご出身になります。素晴らしいご講演でした。工学部の雨宮研究室で学ばれたそうですが、研究室の雰囲気が「明るく元気」だったと述べられていましたが、本当に大切なことだと思います。大学全体が明るく元気でありたいと思っています。

講演の中では、いくつも響いた言葉を述べられていらっしゃいました。一部ですが、紹介させていただきます。まず、雨宮先生から、修士課程で「問題解決型ではなく問題発掘型になれ」と指導され、「テーマは自分で探してこい」と言われたそうです。このことは今では博士課程の学生に対して指導するものです。当時の修士への指導の厳しさが伺えます。また、佐々木副会長の体験から「失敗経験は財産」、「うまくいかないことが成長の大チャンス」という言葉がありましたが、本当に学生に聞かせてあげたい言葉です。

佐々木副会長のお人柄からか、前向きな明るい講演会でした。佐々木さん、本当にありがとうございます。

講演会の後は夕食会がありました。学士会からは小堀康生理事に参加いただき、同窓会からは、岡田邦彦顧問、中村利雄副会長、伊藤義人副会長をはじめ多くの方にご出席いただきました。講演者の佐々木副会長を中心に、和やかな会となり、皆さん楽しまれていたと思います。

 

1月9日

本日は午前中に岐阜に行ってきました。雪の予報だったのですが、少しチラついたぐらいで、基本的には天気も悪くなく、交通機関の乱れを心配したのですが大丈夫でした。

岐阜での案件は、東海機構と日本全薬工業株式会社との包括的な産学連携協定締結です。ゼノアックとして知られる日本全薬工業株式会社は、動物の薬を製造販売している会社で、戦後すぐ、福島県郡山市での創業になります。今回は、岐阜大学を中心とした東海機構の連携拠点、COMIT(One Medicine創薬シーズ開発?育成研究教育拠点)との連携の協定です。COMITには全国网赌正规平台からは環境医学研究所や創薬科学研究科の教員が参加しています。4つある部門のうち、データサイエンス部門は山中宏二副総長が、革新的モダリティ創出部門は廣明秀一創薬科学研究科長が部門長を務めていて、今回の協定締結にも名古屋から駆けつけました。また、ゼノアックからは福井寿一代表取締役社長が来られ、松尾機構長と協定書の調印を行いました。マスコミ関係者が多数来ていたのが印象的でした。

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1月7日

急遽、補助金のヒアリングに参加するため東京に午前中行ってきました。東京駅の近く、日本橋三越の前のビルでした。東京駅から歩いて10分程でしょうか。今、東京駅の周りはビルの建築ラッシュで、どんどんと高層ビルが建っています。名古屋駅前も随分と変わってきていますが、その比ではないですね。さすが東京。

東京に向かう途中、新幹線から見える富士山、随分と冠雪が進んでいました。写真をアップします。

午後には仕事始めの挨拶がありました。イマイチのできだったので、来年リベンジします。夕方には評議会の新年会がユニバーサルクラブであり、出席者の皆さんとそれこそ自由闊達に議論を交わしました。

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1月6日

本年最初の勤務日です。みなさん、新年おめでとうございます。本年もどうかよろしくお願いします。今年が全国网赌正规平台にとって、そしてみなさんにとって良い年になりますように!

さて今年の正月休みは、カレンダーの都合で9連休となりました。旅行に行かれた方も多かったのではないでしょうか。初詣は行かれましたか。私は家族と元日の夜に熱田神宮にお参りしてきました。さすがお正月、境内入口付近には屋台がたくさん出ていて、さながらお祭り状態。また驚かされたのが、名鉄神宮前の駅の前がきれいに再開発されていて小さな店舗が店を並べていて、また駅の反対側のスーパーの上には多くの店舗が入るモールができていたことです。まだまだ伊勢神宮には及びませんが、なんといっても草薙剣が安置されている由緒正しい神社です。名古屋の貴重な観光資源として賑わいを生み出してもらいたいものです。

 

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