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2025年3月

総長っていったい何をしているのか、疑問に思っている皆さんも大勢いるかと思います。ここでは、私が日々取り組んでいる仕事やその中で感じたことなどを、自由闊達に紹介していこうと思っています。

 

 

 

3月27日

本日午前中は、東海東京フィナンシャル?ホールディングス株式会社、一般社団法人東海東京財団に対して、これまでの多年にわたるご寄附へのお礼ということで、感謝状を贈呈させていただきました。東海東京財団の評議員であり、東海東京証券株式会社代表取締役会長の藤井幹雄様に東京からお越しいただいての贈呈式です。

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贈呈式に引き続き、藤井会長にご出席いただいて、毎年この時期に行っている東海東京財団グローバル教育推進事業運営委員会の学生成果報告会を実施しました。第8回目となる報告会ですが、財団から財政的ご支援をいただいているエディンバラ大学短期海外研修と、ケンブリッジ大学セント?ジョンズ?カレッジ短期学生交流プログラムの二つのプログラムに実際に参加した学生各々2名からの報告がありました。皆さんとても充実した時間を過ごしたようで、海外の大学院への進学を考えているなど頼もしいことを言ってくれて、留学プログラムを実施した甲斐があるというものです。

各々の報告の後には、藤井会長から、名大との教育の違いは、など鋭い質問が学生に浴びせられていました。また最後の講評では、会長が海外留学された40年前の経験も交えてお話いただきました。

東海東京財団また東海東京フィナンシャル?ホールディングスには、イギリス関係を中心に全国网赌正规平台本当にこれまでお世話になってきています。学生が非常に良い経験をしてくることを、報告会を通じてご理解いただけたのではないかと思っています。今後ともどうかよろしくお願いします。

本日は、その後昼過ぎには名古屋市役所に行って中田副市長と打ち合わせ、また大学に帰ってからは国際卓越研究大学申請へ向けての全学ウェビナーと、本当に忙しい1日でした。

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3月26日

本日は、午前中に春日井市役所まで移動、春日井市の石黒直樹市長と面談してきました。春日井市とは2021年に連携と協力に関する協定を締結しています。これは2021年度まで実施していたCOIプログラム「人がつながる”移動”イノベーション拠点」の中で実施していた高蔵寺ニュータウンでの取り組みに関しての連携です。さらに、引き続いてのCOI-NEXTプログラム「地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点」では、春日井市に幹事自治体を務めていただいています。そのお礼と活動報告を兼ねての訪問で、プロジェクトリーダーの森川先生らとご一緒に伺いました。

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高蔵寺ニュータウンでの自動運転のサービスはNPOが担っているのですが、そのメンバーの高齢化が進んでいるので、マイモビリティ共創拠点では、遠隔からの自動運転アシストの開発を進めているところです。これを受けて、市長からは、岐阜市や日進市ではドライバーレスでの運行が可能となるレベル4の自動運転がすぐにも実現するという話が出ているが春日井ではどうか、というような質問がありました。これに対して、森川先生からは、これらの市ではルートの中でやりやすい短い区間だけレベル4を行う、との回答でした。まだまだルート全部での実用化は難しいようです。

市長には、これまでのお礼と今後のさらなる連携をお願いしてきました。医学の臨床研究の関係で春日井市民病院との連携も進んでいるようですので、ますます連携が広がっていきそうです。

 

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3月25日②

卒業式の後には、正課外活動への取り組みを対象とした総長顕彰の表彰を行いました。こちらの受賞者は4名と1団体になります。卒業式では学修への取り組み部門、つまり学部から推薦される成績優秀者への表彰をしたのですが、正課外は最終学年に限らず、また団体も対象にしていますので、卒業式の中ではなく終了後に別途表彰するのが恒例となっています。

表彰式の後、少し歓談をさせてもらったのですが、興味深い話をたくさん聞かせていただきました。

まず1団体ですが、こちらRUMI Jepang(在日インドネシア人の家)という団体になります。日本にいるインドネシア人労働者を支援する活動を行っているNPOになります。その創立メンバーである国際開発研究科M2の鈴木彩莉さんが代表して顕彰を受けられました。鈴木さんはインドネシア出身で、結婚によって日本の姓を名乗っているそうですが、困っている同胞を支援したいという強い気持ちでのNPO設立です。鈴木さん、バリ島が故郷とのことで美しい民族衣装で出席いただきました。

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個人については、医学部医学科4年の竹田聖彩さん、同じく3年の北芝礼さん、文学部人文学科4年の石田奈津子さん、そして理学研究科理学専攻D1の谷田幸貴さんを表彰しました。竹田さんはミス日本「水の天使」に選ばれ、上下水道など水関係の施設やイベントに赴く活動を1年間行ったことが評価されました。北芝さんは、囲碁の世界大学生選手権での優勝などが評価されての顕彰になります。お二人とも医学部の忙しいカリキュラムの中での活動すごいと思います。竹田さんは、糖尿病?内分泌内科学の分野に進むことを考えているそうで、「水」がそこでもキーワードとのことでした。北芝さんにはプロ棋士にならないのかと聞いたのですが、年齢制限もあるので医師を目指すとのことでした。石田さんは文化人類学が専門で、国内外での教育支援活動や多文化交流に非常に積極的に取り組んできたことが評価されました。台湾に交換留学に行き、モンゴルやエチオピアでも教育関連のボランティアをするなど多彩な活動をしてきています。今後は、台湾国立大学の大学院へ留学して、いずれは教員になりたいとのことでした。谷田さんは、専門は宇宙論(私の古巣の研究室の学生さん)ですが、さまざまなアウトリーチ活動に取り組んできたことが評価されました。そういえば一度、私も彼を含む学生グループからインタビューを受けてビデオ撮りをしたことを思い出しました。将来は研究者を目指しているとのことです。

今回の顕彰対象者の皆さん、正課外活動への取り組みが評価されて、ということなのですが、正課の方もきっちりされていて、まさに「勇気ある知識人」を体現する方々でした。今後のますますの活躍、大いに期待しています!

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3月25日 ①

本日は卒業式、3回に分けての実施でした。

午前の1回目は学部の教育、情報、工学、農学、2回目は大学院、午後の3回目では学部の残り、文学、法学、経済学、理学、医学の学生さんが各々対象でした。

式は、それぞれの学部、研究科の代表(総代)に学位記を私から授与し、続いて学部の回では成績優秀者に対する総長顕彰授与、その後私からの祝辞、続いて総代(学生代表)からの答辞、最後に来賓お二人からの祝辞という形で行われました。今回の来賓は、柴田昌治全学同窓会長に加えて、社会人としての大先輩である内山田竹志トヨタ自動車Executive Fellowにお越しいただきました。今年のスペシャルゲスト内山田さんには、ご自身の会社での体験を中心にお話しいただき、最後に学生に向けて「志(こころざし)と挑戦」という素晴らしい言葉を贈ってくださいました。

こうやって書くとわかるかと思いますが、学位記授与、総長顕彰授与、祝辞、さらに学生の答辞を受け取る、と本当に総長が大忙しの式典になっています。朝9時前に集合して短い昼食を挟んで午後2時まで、疲れました。

ちなみに私の祝辞では、本物を見抜くことの大切さとそのためにCritical Thinkingが重要であること、変革の時代には学び続けることが必須であること、失敗をしながら挑戦を続けてほしいことなどを申し上げました。

今回はコロナ禍も過去のものとなったことで、大学院の卒業式では3階までびっしりと入り、またどの回も晴れ着が目立つ華やかな式典となりました。ちょうど学内の桜も開花を迎え、穏やかな春の一日、天気にも恵まれました。

卒業生の皆さん、これからの新たな旅路、幸せを祈っています!

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3月24日

週末、一気に暖かくなりました。学内の桜も開花です。ES館とITbMの間に植えられている桜の写真をアップしておきます。

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今日の午後はNIC館で、卓越大学院TMIの記念すべき第一回の修了式に立ち会ってきました。修了した4名の学生さん、本当におめでとうございます。文理融合プログラムとして、当初は手探りに近い形でスタートしたプログラムですが、学生がしっかりと育って修了生が出た、ということでコーディネーターの河口先生はじめ関係者の皆さん、感慨もひとしおと推察します。ここまでのご尽力に感謝いたします。修了生の皆さんのこれからの活躍、期待しています。

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3月21日

いつの間にか週末、来週には卒業式を控え慌ただしく1日が過ぎていく今日この頃です。

本日はまず朝イチに後期日程入試の合否判定の決裁を行いました。各学部で合否を決めた後、最終の決裁を私が行うというシステムです。本学では後期日程は医学部医学科のみとなっています。これで令和7年度の入試については、全て終了ということになります。幸い大きなミスもなく終えられたようです。ご尽力いただいた教職員の皆様、本当にありがとうございました。

夕方には、株式会社バッファローからご寄附の目録贈呈式を行いました。ご寄附ですが、新入生全員に対して薄型マウスをいただきました。2300台になります。これはコロナ禍の2022年から続けていただいているご寄附です。これまではACアダプターでしたが、今回、マウスにされた経緯は、ラップトップパソコンを学生が購入してもマウスは通常ついてこないから、という理由とのことでした。学生がPCを機能的に操作できるのに大変便利なマウス、本当にありがとうございます。

贈呈式には、株式会社バッファロー牧寛之代表取締役社長、齊藤琢也事業本部コンシューママーケティング部長らがご出席いただき、目録を贈呈いただきました。贈呈式の後には、本学との連携についていろいろアイデアをいただきました。今後ともどうかよろしくお願いします。 

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3月17日

本日は株式会社富士インダストリーズからご寄付いただいた、ドイツ?セボテック社製パッチ?プレースメント?システム?セボテックSAMBAプロPVという装置のナショナルコンポジットセンターへの設置を記念して、感謝状贈呈式及び記者発表をいたしました。

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富士インダストリーズは主に航空機関係の部材を海外から輸入して、日本国内のメーカーに納入するビジネスを展開している会社です。海外の新しいテクノロジーについてよく調べられています。その中で炭素繊維複合材料のテープを最適な方向へ積層していくことにより、軽量な構造を実現する技術を開発しているドイツのベンチャー企業であるセボテック社に資金提供をして、完成した製品が今回寄付をいただいたものになります。

この装置によって、炭素繊維複合材料を何層にも巻き付けていって堅牢な構造を作ることができます。そのため燃料電池車などに必須の水素タンクを軽量化することができると期待されていて、現在ナショナルコンポジットセンターが柱と掲げている3つのプロジェクトのうちの一つの中核となる装置です。

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感謝状を、株式会社富士インダストリーズの鶴田登専務取締役立会のもと、山田純嗣代表取締役社長にお渡ししました。海外からも、セボテック社のフロリアン?レンツ技術ディレクター、さらにこの技術自体を発案したフランホーファーIGCVディレクターでミュンヘン工科大学のクラウス?ドレシュラー教授にもお越しいただきました。記者発表の後には、ナショナルコンポジットセンターを訪ね、実物によるデモも見せてもらえました。炭素繊維のテープを超音波で切って、それを貼り付けていくという仕組みなのですが、正確に切れているかの確認や、接着のところの随所にノウハウがあるようで、他には真似のできない技術とのことでした。

夕方からは、世界で活躍できる研究者を育成するための事業T-GExのコンソーシアム総会出席です。プログラム?マネージャーの武田宏子法学研究科教授をはじめ、多くの学内の関係者、そして連携する大学や企業の方にも参加いただいての総会です。中部大学からは前島先生、名城大学からは財満先生といった本学の副総長を務められた先生方にお会いでき、さながら同窓会のようでした。事業自体は順調に推移していて、育成対象のフェローの希望者が多すぎて倍率がすごいことになっています。一つ心配なことは、文科省から令和8年度以降の予算が大幅に削減される、という予告を受けていることです。事業が始まった時の約束と違うので、非常に困惑しているところですが、どのようにこの人気のプログラムを継続していくのか、知恵の出しどころです。

 

 

 

3月13日

今日は全国网赌正规平台にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。

学者として大きな栄誉である日本学士院賞を、情報学研究科の吉田久美名誉教授(現在は愛知淑徳大学教授)が受賞されるというニュースです。受賞タイトルは「アントシアニンによる青色花色発現機構の研究」です。花の色を決める青色花色の色素の精密な化学構造を解明し、発現調節機構の多様性と普遍性を明らかにした、という研究内容になります。例えばアサガオがつぼみの時には赤いのに花が青くなる、という現象が、開花時に急激にPHが変わり弱酸性からアルカリ性になることによって起こることを細胞レベルで調べることで、見出しています。

このような研究を通じて、遺伝子組み換えに頼ることなく(組み換えの「青いバラ」はサントリーが開発?発売している)、不可能の代名詞でもある「青いバラ」が実現するかもしれない、というのですから興味は尽きません。

吉田先生、おめでとうございます!

本日は昼から出身高校に行って名大の宣伝と研究紹介をしてきました。神奈川の県立高校なのでなかなか全国网赌正规平台に目が向かないのですが、ありがたいことに昨年4月、そして今度の4月と連続して入学してくれました。名大の良さをいろいろなところで伝えていきたいと思っています。

 

 

3月11日

今日は学内のヒアリングなどで、いつも以上に分刻みでびっちりとスケジュールが入っていました。雨模様ではありましたが、だいぶん暖かくなってきましたね。

午前中には、名古屋鉄道(名鉄)株式会社との産学連携に関する協定締結式がありました。名鉄とはこれまでもいくつかのプロジェクトでご一緒にやらせていただいていますし、現在は、COI-NEXT「地域を次世代につなぐマイモビリティ共創拠点」、まちづくりと地域住民の健康づくりを目指した取り組み、実践データサイエンティスト育成プロブラム、卓越大学院プログラムなどでの連携を進めています。今回の協定によって拠点ごとではなく「組織対組織」の連携の体制が構築できたものと思っています。

協定書の取り交わしは、私と髙﨑裕樹名古屋鉄道株式会社代表取締役社長との間で執り行いました。締結式には名鉄側からは、髙﨑社長以外にも鈴木武常務執行役員、安藤直樹常務執行役員ら幹部の方々が参加いただきました。

終了後の記者発表ではいくつも質問を受けたのですが、その中で「名鉄が名古屋駅でやっている再開発が完成したら名大が入るのですか」と聞かれたのには絶句しました。再開発の計画自体、具体的にはまだ発表されていませんし、考えてもいなかった質問です。

 

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3月10日

本日夕方には、全国网赌正规平台ホシザキ奨学金第八期生最終報告会がありました。

ホシザキ株式会社は、業務用冷蔵庫などプロ向け厨房機器のメーカーになります。取締役会長の坂本精志様と奥様の春代さまが「ものづくり」に関わる学生を支援されたいという強いご意志に基づき、平成28年度本学に創設された給付型の奨学金制度がホシザキ奨学金になります。

今回は第八期生である学部4年生、大学院博士前期課程2年生に加えて、第九期生も参加しての最終報告会でした。会には坂本会長、坂本ドネイション?ファウンデイション株式会社の加藤令社長、高橋正人事務局長らがご参加くださり、ES総合館で行われました。私の挨拶の後には、二人の代表学生の成果発表、最後は坂本会長からのご挨拶という流れでした。

会に引き続いて部屋を移しての懇談会、部屋の壁には学生のポスターが掲示してあり、私もいくつかの研究内容について学生さんと直接話すことができて楽しい時間を過ごしました。結構な数の学生が博士後期課程に進学するようでしたが、奨学金の趣旨にマッチする「ものづくり」の会社に就職する学生も多くいました。例えば、トヨタの燃料電池車ミライに憧れて東海地域の名大の工学部に来て、関連する実験研究を経て4月からまさにトヨタに就職するという学生などもいて、本当に皆さんの将来が楽しみです。

帰りがけに一階にあるシェ?ジローに見知った顔がいたので行ってみたらちょうど理学研究科教授会後の定年教員送別会でした。今回はお二人でしたが、どちらの方も4月からの「進路」も決まっているとのこと、ますますの活躍を期待しています。

 

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3月8日

本日は土曜日ですが、午前中から全国网赌正规平台基金?感謝状贈呈式と感謝の集いに出席してきました。会社、個人で昨年度に規定額以上の金額を寄付してくださった方々をお招きして感謝状を贈呈し、またこれまでに寄付いただいた方々も加えての感謝の集い、という二本立ての企画です。個人で寄付いただいた方には同窓生の方が多く、名大応援団として本当に頼もしく思っています。

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感謝の集いでは、スギテツという「クラシックで笑顔を創る”ピアノとヴァイオリンのデュオ」というコンセプトのお二人による演奏?パフォーマンスでした。クラシックを楽しく聞かせる、ということで、例えば、バッハのG線上のアリア(この曲自体、ヴァイオリン奏者による編曲です)を様々な表現、ノンビブラートで松任谷由美風、シャンソンのような演奏で美輪明宏風といった具合で次々と演奏してくれました。また鉄道や車が趣味ということで、随所で救急車やパトカーのサイレン、踏切の音などをバイオリン?ピアノで取り入れ、サービス満点のパフォーマンスでした。

なおスギテツのピアノ担当杉浦哲郎さんは名古屋市出身で、子供の頃は名大を遊び場にされていたとのこと、またお父様は名大医学部出身だそうです。

お二人の演奏、皆さんとても満足されていらっしゃいました。NHKを中心にテレビやラジオで活躍されていらっしゃいますので、皆さんもどこかで耳にする機会があるかもしれません。

夕方からは、スウェーデンの大学との連携の関係で、スウェーデン大使館によるノーベル?プライズ?ダイアログ東京2025プレイベント懇親会に参加してきました。ノーベル賞アウトリーチを行うというイベントなのですが、懇親会にも少なくとも4名の受賞者が参加されていました。

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ノーベル賞、受賞者は記念品をストックホルムにあるノーベルミュージアムにプレゼントするという風習があるそうです。これまでまだ記念品を贈っていなかった2006年の受賞者アンドリュー?ファイアー博士が、ようやくプレゼントを決めて、今回の懇親会の中でノーベル財団の方に贈呈していたのが印象的でした。ノーベル賞に連なる自身の記憶に残る何か、ということのようで、子供の頃に通った図書館の会員証を送られていました。知識がノーベル賞につながる、ということですね。

東京は雪模様でしたが、20時半過ぎの新幹線に無事に乗れて名古屋まで帰りました。疲れた1日でした。

  

 

3月7日

本日は午前中に大阪まで移動、木下記念事業団の理事会に出席してきました。

関西を中心に奨学生事業や研究助成などをしてくださっている事業団になります。理事会は大学の現場の意見を聞きたいということで、今回も阪大、九州大、広島大、岡山大、兵庫県立大などの総長?学長が揃いました。

学部の学生、大学院博士後期課程の学生を中心に支援してくださっていますが、本学の場合、今一つ浸透していないのか、一部枠を埋めきれていないようなので、来年度からはしっかりと対応させて頂こうと思っています。例えば博士後期に対する支援では、SPRING事業よりも厚い支援にしてくださっています。ありがたい話です。研究助成も科研費並みかそれ以上の支援になりますので、皆さん是非振るって応募いただければと思います。

なお、木下記念事業団が関連する山王美術館も理事会開始前の短い時間ですが鑑賞させてもらいました。エコール?ド?パリ展が開かれていて、パリで活躍したローランサンやユトリロの作品に並んで、佐伯祐三や藤田嗣治などパリで勉強した、また活躍した日本人画家の作品も多く展示されている贅沢な展覧会でした。全て収蔵品というのもびっくりです。その中で、荻須高徳という画家の描くパリの風景が目を引きました。今の愛知県稲沢市出身なのですが、亡くなるまで40年近く、戦時中を除くとほとんどの活動期間をパリで過ごした画家とのことです。

午後に名古屋に帰った後は、オンライン会議に出席、最後はオークマホールで行われた2024年度One Medicine創薬シーズ開発?育成研究教育拠点シンポジウムに出席しました。こちら岐阜大学が中心となって全国网赌正规平台の医学系研究科、創薬科学研究科、環境医学研究所などが加わって形成している東海国立大学機構連携拠点の一つです。動物と人間は同じ哺乳類、そこで働く共通の創薬を目指す、という拠点になります。途中からの参加だったのですが、最後にあった山口大学共同獣医学部の水野拓也教授による特別講演「動物のがんに対する新規治療法の開発とその苦悩?弱小ラボが世界とどう戰っていくのか~」、非常に面白く聴かせていただきました。イヌやネコといった伴侶動物、死因の30%ほどはガンなのだそうです。本庶佑先生のノーベル賞受賞で有名になった分子標的薬を動物に使う、という研究をして臨床試験でも一定の成果を世界に先駆けて上げられたのですが、後発のアメリカグループに創薬の部分では先を越されるという悔しい体験について話されていました。ヒトだけでなく動物でも創薬の分野で日本がリードするのは大変そうです。

 

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3月6日

本日は、どういうわけか英語での挨拶等が3件入りました。

まずは午前中に、南京大学の人文社会科学高級研究院の方々の表敬訪問を受けました。ちょうど大学附置の高等研究所国際連合であるUBIASという団体主催の会議が本学で開催されたのに合わせての訪問です。人文社会学研究科の高方(Gao Fang)研究科長、人文社会科学高級研究院の徐兴无(Xu Xingwu)院長ら5名の方にお越しいただきました。コロナ禍のために交流が少し途絶えていますが、南京大学とは交流協定を1982年には結んで以来の非常に長い交流の歴史があります。私の前任の3名の総長も皆さん訪問されているとのこと、今回を契機に再び人の行き来が盛んになることを期待します。

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次に午後には、宇宙地球環境研究所(ISEE)主催で、2024年度のISEE Award(宇宙地球環境研究所賞)の授賞式に出席してきました。場所は野依記念学術交流館になります。今回の受賞者は、米国の北西研究連盟のKDレカ上級研究員と、韓国天文研究院のスンフォン?パーク研究員のお二方、受賞理由は「太陽フレアの予測と理解に関する宇宙地球環境研究への多大な貢献」とのことです。おめでとうございます!

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最後に、夕方から素粒子宇宙起源研究所(KMI)の第6回国際シンポジウムのバンケットに出席、ご挨拶をしてきました。こちらの場所は坂田?平田ホールの前のスペースになります。ノーベル賞受賞者の梶田さんをはじめ元学生ら、懐かしい顔ぶれに久しぶりに会えました。

バタバタと机の前に座っている暇さえない一日でした。

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3月5日

本日は、国大協総会で東京に行ってきました。

会場は前回から学士会館が使えなくなったため、今回も学術総合センターになります。総会では、文科省からの報告や通常の審議事項以外に、特に「我が国の将来を担う国立大学の新たな将来像」という国大協としての提言について、案が示されてそれについて多くの議論がなされました。中でも、序文にあたる「本将来像の基本的考え方」という2枚のエクゼクティブサマリー、特に大学の機能分化についての書き振りに議論が集中しました。中教審でも答申が出されたところで、国立大学の将来像に向けた動き、急ピッチです。

  

 

 

3月3日

本日は、卓越大学院GTR主催のイベントで、リッチモンド大学のジェフリー?シーマン教授の講演会があったので、出席してきました。野依先生もご出席され盛会でした。

シーマン教授は、アメリカ化学会の化学の歴史部門の重鎮です。今回のセミナー、2時間が用意されていたのですが、まずいきなり最初にシーマン教授から、何を皆さん聞きたいですか、という聴衆への質問から始まりました。最初の質問が秀逸です。「この中で自分がキリンでないと思うもの、手を挙げてください」、つまり英語がちゃんとわかっているのか、また講演に積極的に参加する意思があるのかを問うたわけです。

講演の内容は、ノーベル賞を受賞した研究の元々のアイデアを一体誰が考えたのか、というものでした。研究不正のうちの「盗用」に当たるものです。実例を紹介されました。時系列から言うと、若手の教授がノーベル賞受賞者の重鎮教授と議論しているときに新しいアイデアを思いつき、その次の日に重鎮が若手研究員と一緒にそのアイデアをもとに研究をスタート、その成果で若手研究員がノーベル賞を受賞した、と言うストーリーです。その時には重鎮はすでに亡くなっていて2度目のノーベル賞は逃しました。

研究者同士でアイデアを誰がもともと考えついたのか、と言うような争いはよくあります。研究者は日常的にその時に考えていることについて議論をする人種ですので、アイデアがどこから来たのか忘れてしまって、つい別な人と研究してしまうことがあります。相手によっては、盗用を騒ぎ立てる人もいますが、しょうがないか、で済ます人も多いかと思います。

この件では、若手の教授は重鎮の教授には何も言えなかったのですが、重鎮が亡くなった後、若手研究員がノーベル賞受賞が決まった後に、研究を盗まれた、というきつい手紙を送っています。

シーマン教授の講演では、この手紙など多くのエビデンスをスライドで紹介してくださいました。なかなか考えさせられる講演で、大変興味深く聴かせていただきました。ちなみに、この話に出てくる3名の研究者、全員が結局ノーベル賞を受賞されています。

 

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3月1日

今日から3月、暖かくなってきました。来週は寒が戻るとも予想されていて、寒暖の変化が激しいので体調に注意したいところです。

土曜日ですが、午前中は学術会議のオンライン説明会、午後は藤巻副総長の最終講義に行ってきました。藤巻さんは濱口総長の時代に総長調査戦略室で一緒になって以来、ほぼずっと仕事を一緒にやってきました。例えばPhDプロフェッショナル登龍門では、コアメンバーの一人として大いに貢献いただき感謝しています。そのあたり、昔の写真が講義の中でも出てきて懐かしかったです。

最終講義とその後の懇談会には、教え子の皆さんをはじめ研究者仲間や事務職員など、とても多くの方々が来られていました。多くの方に慕われていることがわかりますね。4月からはコモネ長として新しい施設の立ち上げにご尽力いただけることとなっています。これからもよろしくお願いします。

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