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多元数理科学研究科講演会「ポアンカレ予想はいかにして解かれたか」
時間 | 11:20〜12:10 |
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場所 |
多元数理科学棟(理1号館) 5階509講義室 |
講師 | 小林 亮一(多元数理科学研究科教授) | 内容 |
フェルマーの最終定理が解けたときには各地に 楕円曲線セミナーが立ち上がって楕円曲線の数学の面白さが 広く認識されるようになった。今回の場合に楕円曲線に あたるのが、リッチフローに代表される幾何解析という数学である。 これは具体的な対象を指すことはない。方法論の寄せ集め的な性格 をもつ数学である。ゆえに焦点を結びにくく、ブレークしない。 それを常日頃残念に思っている講演者としては、この機会に何とかして幾何解析の面白さを伝えたい考えている。 |