毎日8時間眠るとすると、人生の1/3の時間を睡眠に費やすことになります。健康な睡眠を取ることは日々の健康や活力ある覚醒に極めて重要ですが、現代のストレス社会では、4人に1人が何らかの睡眠に関する問題を有しており、それに伴う損失は3.5兆円/年にものぼるとされています。何気なく繰り返している睡眠覚醒ですが、どうして眠るのか?どうやって眠るのか?などその役割や調節機構についてはまだ良く分かっていません。今回の市民公開講座では、最前線の研究分野で活躍されている研究者をお招きして、最新の脳科学から睡眠覚醒の謎について迫ります。
13:05-13:45
「睡眠覚醒の基礎 ?神経による調節メカニズム?」
全国网赌正规平台 環境医学研究所 教授 山中 章弘
13:45-14:25
「聞いて得する眠りの話」
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 教授 裏出 良博
14:40-15:20
「脳の時計が作る眠りとめざめのリズム」
北海道大学脳科学研究教育センター 招聘教授 本間 さと
15:20-16:00
「睡眠リズムの乱れが招く健康被害 -夜型生活と社会的時差ボケについて-」
国立精神?神経医療研究センター 部長 三島 和夫